2006年11月11日
夜することもないので早く寝るせいか、この日も5時前には起き、6時前には出発である。天気も悪そうなのでカッパのズボンをはいての出発である。
しばらく暗い中を歩いていると荒神社があった。小雨が降ってきた。
佐波河畔にでて、しばらく歩いて橋を渡ると山陽自動車道にぶつかる。すぐ歩行者用トンネルがあり向こうに越えたが、少し下流でも渡れたようである。
少し行くと常夜灯があった。この先、溜め池があり、堤を歩いて佐野峠に向かいます。登りは手入れされており、登りやすい山道で公園風になっている佐野峠についたが、そこから行くに従って道が荒れてくる。迷いやすい所は青いテープが目印であるが、迷いかけたり、歩きにくい所もある。
なんとか苦労して舗装路に出て、下って岩淵宿に入ると常夜灯があった。
横曽根川をわたるあたりで、突然雨が大粒になって、強い風が吹き出した。10分程度で弱い雨に戻ったが、傘の骨が1本曲がってしまった。国道を抜けるのに細いトンネルがあり、抜けて右に行くと行き止まってしまった。左が正解である。
大道宿に入ると、山口道の道標がある交差点がありその先に小さな石の祠があった。
峠を越え、街道は左へ右へと国道から離れ、長沢池のところで左に離れます。
国道と一緒になったり離れたりしながらしばらくいくと、春日神社の鳥居のところに建石がりました。
すこし行くと陶市に入り、市えびすの祠がありました。
大分歩いて、椹野川をわたる手前に地蔵さんが並んでいました。
小郡の町(津市)に入り、左に曲がる山口道との分かれ道に道標がありました。
国道と離れてしばらく歩き、国道と合流してJRを越え、国道から左には行ってしばらく行き、また、JRを越えると嘉川市に入ります。恵比須神社がありました。
少し行って熊野神社がありました。
このさきインターチェンジがあり道がわかりにくくなりますが、歩行者用の道があるので、楽に通り抜けられます。
おいはぎ峠を越え、しばらく行くと地図では山に沿って大きく右に入るようになっているが、川に沿って入る道しか見つからない。途中で山から出てくるそこそこの道があった。これが街道であろうか?
山中市の上市に入ると熊野神社があった。
上市からでるところにはお地蔵さんがありました。
国道と合流して山中市の下市で少し国道から左にはいるが、すぐ国道に戻る。
大分歩いて、国道から右へそれ、どんだけ峠へ向かいます。坂を上り詰めたところから、真っ直ぐ進むと鉄条網があり、それをくぐっていっても道跡はあるのだが、野バラのようなトゲのある草が茂っており、進めない。迷ったが、右手に廻り、建設資材置き場のようなところの左端から道があった。高圧線の鉄塔に向かって歩き、鉄塔の手前で山道がクロスしているが、真っ直ぐ進むと下りになり、反対側の登り口に無事着きました。
このさき、舗装路を横切り、川向こうから左に街道は続きますが、途中から下草刈りをしていなくて、通行困難になり、あぜ道を迂回することになってしまいました。畑の手入れをしている人の話では、上の地区では殿様の通った道だからというので草刈りをしているけど、ここの地区ではやっていないとのことでした。
国道を歩いたり分かれたりしながらしばらく歩くと舟木宿に入り、お地蔵さんが並んでいました。
すぐ先に一里塚跡と大師堂があります。
このさきには立派な岡崎八幡宮や大木森住吉宮がありますが、小雨だと写真もおっくうになります。
国道や石畳の残っている街道を大分歩いて、西見峠を越え、厚狭市に向かって下ります。夕焼けで、明日の天気が期待できます。
左手に工場があり、よさそうな空き地があったので、今日はここまでとしました。雨の中の佐野峠とかどんたけ峠で、靴の中が完全に濡れてしまい、足がふやけた状態で歩いているので、足のまめが大きくなってしまいました。ゆっくり寝て足の回復を待ちます。