江戸近郊道しるべ(村尾嘉陵):ルートマップ

 江戸後期に村尾嘉陵が江戸の周辺を歩いた紀行文が「江戸近郊道しるべ(嘉陵紀行)」です。下のリンク集の先に詳しく説明されています。
ここでは嘉陵が歩いたと思われる道筋のルートマップをグーグルマップを使って紹介しています。
 「江戸近郊道しるべ」自筆本は、国立国会図書館デジタルコレクションで見ることが出来ます。
万延1年の写本は、「嘉陵記行」の名称で国立公文書館デジタルアーカイブで見ることが出来、こちらは保存状態が自筆本より良いですが、原本の8,9,11,26巻が欠けています。嘉陵の子どもによる一部の写本も国会図書館にあるようですが、デジタルアーカイブにはまだ含まれていません。
 江戸叢書 : 12巻 巻の壹嘉陵紀行 : 全五編 というのもありました。こちらは写本を元に翻刻したもののようです。
 「江戸近郊道しるべ」 平凡社には、万延1年の写本にはない部分の翻刻も含まれています。「江戸近郊道しるべ」 講談社学術文庫は、平凡社版の現代語訳ですが、その一部は含まれていません。

 ルートをお示しするまでもない記録については、江戸近郊道しるべ:その他の場所に場所だけまとめて示してあります。
 全部のGPSデータ(kmlファイルです)をまとめてzipしました。murao.zip(2025.4.1)

平凡社東洋文庫の「江戸近郊道しるべ」の目次順

西郊(新宿区・渋谷区北部・豊島区・中野区・杉並区・世田谷区北部・練馬区南部・市部)

府中道の記(文化九年一月) /第三巻
谷原村長命寺道くさ(文化十二年九月) /第十巻
上高田村氷川社道草(文化十三年三月) /第廿巻
井の頭記行(文化十三年九月) /第三巻
成子成願寺・熊野十二社紀行(文政元年八月) /第六巻
小金井・府中再遊(文政二年三月) /第二巻
小日向道永寺・柏木村円照寺 桜のつと(文政三年三月) /第十四巻
石神井の道くさ(文政五年九月) /第十八巻
藤稲荷に詣でし道くさ(文政七年九月) /第十八巻
大宮八幡宮道しるべ(文政九年四月) /第十四巻
阿佐谷村神明宮道の記(文政九年十月) /第十四巻
代々木村八幡宮道の枝折(天保二年八月) /第廿二巻
高田村天満宮詣の記 附、上高田村仙元塚(天保二年八月) /第廿二巻
遅野井村正八幡宮参詣、同所善福寺・井草妙正寺池(天保三年五月) /第廿四巻
百草道の記 ならびに高畠不動尊詣共(天保四年十月) /第廿五巻

北郊(文京区・豊島区北部・台東区・荒川区・北区・板橋区・足立区・埼玉県川口市・戸田市・蕨市・浦和市・大宮市・上尾市・桶川市)

日曜寺愛染王参拝の記(文化十三年正月) /第九巻
吹上観音道くさ(文化十三年閏八月) /第廿巻
志村に遊ぶ記(文政元年八月) /第九巻
川口善光寺に遊ぶ記(文政二年閏四月) /第九巻 2025.3.26
谷古田八幡宮参詣の記(文政二年九月) /第十一巻
中山道大宮紀行(文政二年十月) /第十二巻
谷中に遊ぶ記(文政六年三月) /第十一巻
新曾妙顕寺詣の記(文政十一年十月) /第廿一巻

東郊(台東区・墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区・千葉県松戸市・市川市・流山市・浦安市・船橋市・柏市)

下総国府台、真間の道芝(文化四年三月) /第一巻 2025.3.31
半田いなり詣の記(文化十四年六月) /第五巻 2025.3.31
小金の牧道くさ 下総国分寺(文化十四年九月) /第一巻 2025.3.31
舟堀・宇喜多・猫実(文政五年八月) /第一巻
綾瀬・千住・花又村鷲明神詣の記(文政十年四月) /第八巻
隅田村道くさ(天保二年九月) /第廿三巻
真間の道しば 中山国台も(天保五年十月) /第一巻

南郊(港区・渋谷区・品川区・目黒区・世田谷区・大田区・神奈川県川崎市)

大師河原にあそぶ記(文政元年五月) /第六巻
南郊看花記(文政二年三月) /第七巻
羽沢氷川・渋谷八幡宮・伊勢野 道の枝折(文政二年八月) /第十巻
上めぐろ村に遊ぶ記(文政三年三月) /第十三巻
明王院に楓を訪ふ記(文政四年十月) /第十七巻
岡の秋かぜ(文政八年七月) /第十五巻
千束の道しるべ(文政十一年七月) /第十三巻
瀬田村行禅寺・奥沢村九品仏 道しるべ(天保二年九月) /第廿三巻

都内一円

六地蔵まふでの記(文政四年八月) /第十七巻 (1)2025.2.9 (2)2025.2.25
六阿弥陀道のり(文政十三年五月再遊) /第八巻 (1)2025.3.10 (2)2025.3.24
八八幡詣の記(天保二年六月) /第廿一巻

自筆本の順

自筆本 年代 写本(万延1)
コマ番号
江戸叢書
ページ
平凡社
ページ
第一巻
下総国府台 1804.3.7 第7冊2 85 223
真間の道しば 1834.10.9 第8冊2 99 266
小金の牧道くさ 1817.9.7 第8冊14 109 246
舟堀・宇喜多・猫実 1822.8.3 第8冊23 117 254
第二巻
小金井・府中再遊、神宮寺山の事 1819.3.28 第3冊2 26 36
称名寺古碑考 第4冊3 48
檜垣女事蹟考 第4冊10 54
第三巻
府中道の記、武州惣社府中六所官縁起 1812.1.17 第1冊3 1 3
川崎平右衛門伝、府中の源助 第1冊16 11
六所大明神石鳥居脇制札 第1冊18 12
井の頭記行 1816.9.15 第2冊11 22 22
第四巻
和田戸山の記 1793.3.23 第18冊6 314
第五巻
木下川薬師 1830.5.0 第5冊8 61
本所平河山法恩寺の開帳
平井村聖天 1819.2.9 第6冊2 71
下総国葛飾郡吾嬬森碑 第6冊4 73
牛田薬師・関屋天神 手向の尾花 第6冊4 73
半田いなり詣の記 1817.6.15 第6冊9 76 237
第六巻
大師河原にあそぶ記 1818.5.26 第12冊3 199 293
北条時頼の石塔 第12冊14 208
品川寺の鐘 第12冊14 209
成子成願寺、熊野十二社紀行 1818.8.26 第17冊3 291 27
第七巻
南郊看花記 1819.3.25 第12冊16 210 305
第八巻
六阿弥陀
野慈眼堂のうしろ
六阿弥陀道のり 1830.0.0 387
木余如来略縁起
綾瀬・千住・花又村鷲明神詣の記 1827.8.28 258
飛鳥社
第九巻
川口善光寺に遊ぶ記 1819.4.17 164
志村に遊ぶ記 1818.5.27 161
自鳥神社詣
御茶の水
駒込神明宮社頭の碑
三河島村十三人
新堀山
若一王子典薬躍
日曜寺愛染王参拝の記 1816.1.12 151
第十巻
羽沢氷川・渋谷八幡宮・伊勢野 道の枝折 1819.8.0 第13冊2 224 321
谷原村長命寺道くさ 1815.9.8 第10冊26 167 12
長命寺碑 171
第十一巻
谷古田八幡宮参詣の記 1819.9.25 170
谷中に遊ぶ記 湯島古石塔 1823.3.12 187
滝の川村八幡宮
浅草寺鐘銘
第十二巻
中山道大宮紀行 1819.10.4 第9冊11 128 172
浅間山の記
第十三巻
上めぐろ村に遊ぶ記 1820.3.4 第13冊9 229 328
千束の道しるべ 1828.7.2 第10冊2 149 343
第十四巻
小日向道永寺・柏木村円照寺 桜のつと 1820.3.5 第17冊13 298 47
大宮八幡官道しるべ 1826.4.28 第17冊22 303 63
阿佐谷村神明宮道の記 1826.10.4 第17冊28 309 71
第十五巻
駒ヶ原 1820.5.8 第13冊17 234
岡の秋かぜ 1825.9.13 第14冊2 242 337
第十六巻
起類四種
第十七巻
六地蔵まふでの記 1821.8.11 第16冊7 281 379
明王院に楓を訪ふ記 1821.10.24 第16冊2 277 332
第十八巻
東郊の道くさ 第14冊20 256
石神井の道くさ 1822.9.11 第11冊21 189 52
藤稲荷に詣でし道くさ 1824.9.12 第11冊28 195 59
第十九巻
紀伊御館御庭拝見の記 第20冊2 361
第廿巻
吹上観音道くさ 1816.8.20 第11冊13 183 153
武州豊島郡赤塚泉福寺・真福寺鐘銘 第11冊19 188
上高田村氷川社道草 1816.3.7 第11冊2 174 17
第廿一巻
新曾妙顕寺詣の記 1828.10.18 第9冊2 121 191
八八幡詣の記 1831.6.9 第10冊16 160 359
第廿二巻
高田村天満宮詣の記 1832.8.19 第19冊2 332 78
代々木村八幡宮道の枝折 1831.8.8 第18冊2 311 74
第廿三巻
瀬田村行禅寺・奥沢村九品仏 道しるべ 1831.9.3 第19冊10 338 352
隅田村道くさ 1831.9.6 第14冊9 248 262
牛の御前に詣る記 1811.2.5 第5冊3 57
隅田川和歌 第5冊14 65
隅田川木母寺略縁起
梅若塚 第5冊5 59
第廿四巻
上北沢村牡丹丼深大寺道しるべ 第19冊18 344
浦和宮、周治村、、 第14冊16 252
遅野井村正八幡宮参詣、同所善福寺・井草妙正寺池 1832.5.9 第19冊30 354 84
第廿五巻
百草道の記 1833.10.0 第15冊2 265 90
高幡不動尊縁起
第廿六巻
下総船橋太神官参詣之記
意富日皇太神官略縁起
手児奈大明神略縁起
手児奈の別記

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