開始日時 | 2013/08/22 08:14:36 | 終了日時 | 2013/08/22 16:24:15 |
水平距離 | 39.03km | 沿面距離 | 39.38km |
経過時間 | 8時間09分39秒 | 移動時間 | 7時間51分50秒 |
全体平均速度 | 4.83km/h | 移動平均速度 | 4.99km/h |
最高速度 | 9.58km/h | 昇降量合計 | 1225m |
総上昇量 | 621m | 総下降量 | 604m |
最高高度 | 628m | 最低高度 | 258m |
2013/08/22 08:46:34
黒田原から続きを芦野に向かって歩き始めます。随行日記によると,町外れの木戸の外を左に行って,10町で左に鏡山があり遊行柳があるとのことだから,県道を真っ直ぐ芦野に向かわず,那須高校のところから法師畑に向かい芦野温泉,西坂を通り,国道の手前を遊行柳に向かうことにしました。
法師畑まで行くと薬師堂がありました。建立は1775年だそうで芭蕉が歩いたより後になります。
2013/08/22 08:55:47
三叉路に道標がありました。享和2年とあるようで,これも芭蕉より新しいものです。
2013/08/22 09:34:55
芦野に着き,田んぼの中の道を行くと芦野氏居館跡がありました。
2013/08/22 09:36:08
すぐ先の左手には健武山湯泉神社があります。随行日記にある八幡でしょうか。
2013/08/22 09:45:48
田んぼの中にこんもりと柳が立っています。遊行柳です。周りには句碑がいくつかあり,奥には温泉神社があり,後ろに随行日記の鏡山でしょうか,岩壁のある山があります。
2013/08/22 10:16:45
遊行柳からは奥州街道を行きます。道の右手に板屋の一里塚の説明板がありましたが,少し先にも道の左手に一里塚の説明板があります。この間の切り通しの両側の高いところにあったようです。説明板によると坂の傾斜を緩和する工事で削られ、その全容はうかがえないが道の東西に残存し、当時の面影を残しているそうです。
2013/08/22 11:14:25
寄居を過ぎると泉田の一里塚がありました。
2013/08/22 11:29:50
その先から左手に旧道を入り行くと初花清水が湧いており,冷たくおいしい水でした。ペットボトルに補給して行くと,国道との合流地点にひょうたん型の石が鎮座していました。
箱根権現躄仇討の主人公、飯沼勝五郎が彫ったとの言いつたえがあるそうです。
2013/08/22 11:59:25
県境まで来ました。福島県です。手前に境の明神があります。
2013/08/22 12:01:23
福島県側にも境の明神があります。境内には句碑が並んでいます。
2013/08/22 12:26:21
峠の先で右に折れ,白河の関に向かいます。二ツ穴の分かれ道で右手に奥の細道の道標がありました。これにつられて右手の道を行きます。随行日記では,ここを歩いた日に庄司戻しの桜を拝んでいるようなので,芭蕉は左手の道をあるいた可能性も高いかと思われますが,車も少なそうな右手の道を歩いていきます。
2013/08/22 13:22:07
白河の関に着きました。芭蕉も詣った白河神社を詣っていきます。
2013/08/22 13:40:57
芭蕉が泊まった旗宿を過ぎると庄司戻しの桜がありました。
2013/08/22 14:08:34
内松から関山に登る道があるそうで,歩いていくと登山口の手前に稲荷神社がありました。この裏手が登山口で,右から廻って行きます。
2013/08/22 14:31:46
暑い中,汗だくになって登って満願寺に着きました。随行日記にある山門は今はないようです。
2013/08/22 14:36:26
山頂の本堂です。白河の街の景色がよく見え,芭蕉は,忘ず山,二方の山を眺めるためにここに登ったのではないかと,ふと思いました。
2013/08/22 16:06:13
関山を降り,合戦坂を過ぎ,白河の街に入ると宗祇もどしの碑がありました。芭蕉の句碑もあります。
2013/08/22 16:13:13
年貢町にくると造り酒屋、千駒酒造がありました。
2013/08/22 16:17:32
須賀川に行くには右に曲がるところを,本町を通って駅に向かいます。こちらにも造り酒屋、 大谷忠吉本店がありました。ここらあたりで芭蕉は晴れ着を返したのでしょうか。駅から延々と普通電車に揺られて帰りました。