2007年2月4日
4時半に起きて、捻挫した足の様子をみると、普通に歩くとあまり痛まないので、とりあえず暗いうちに出発です。
すこし歩くと原町の小堂がありました。
古座駅には向かわず、真っ直ぐ行きます。ここからはまた、歴史の道調査報告書だよりです。
すこし行くと川にぶつかります。昔は渡しだったようだが、古座大橋があるので歩いて渡りますが、歩道がなく、ヘッドランプを後ろ向きにつけて歩きます。左に降りる階段があったので降りて、右に進むと古座神社がありました。
すぐ先で左に入る道があり、そっちを行くが、すぐ国道に出て、すぐ先にあったコンビニで昼飯にもなるように多めに食料を仕入れる。コンビニの手前で左に入るが、漁港を過ぎるとすぐ国道に出て国道歩きとなる。歩道もないところも多く、後ろ向きヘッドライトで左端を歩くことが多くなる。
大分歩いて古座ヴィラ入口バス停のそばにお地蔵さんがあった。
明るくなってきて、きれいな海岸の風景が見えだした。
この後、田原の町で国道から左に別れたが、右に曲がるところを真っ直ぐ行き少し行きすぎてしまった。調査報告書では国道を行くようになっているようだが、間違えたがこっちの方が正解のような気がする。
田原を過ぎて、国道を浦神に向かう。峠のところで左に入る道があり、熊野古道・清水峠の案内があった。道には鎖が渡してあり、一瞬躊躇したが行ってみることにした。
案内もあり、道もしっかりしている。道標があった。
すぐ先が清水峠であった。
山道を下って踏切を渡らず、線路沿いに左に行くと海蔵寺に出ました。ここからは和歌山県の街道マップのお世話になります。
未舗装路の林道を行くと、炭焼き小屋がありました。備長炭を作っているようです。
林道から右に別れて山道を登ると休平峠に着きました。
下りはこんな道です。
林道に出ました。お地蔵さんの道標がありました。
民家のあるところまで下りてきて、少し行くと大原神社がありました。
少し行くと諏訪神社です。
また、少し先には立派な太田神社です。
左の山道に入り登ったところが市屋峠です。お地蔵さんが左上にあります。
溜池のそばを通り、公園風のところがあって、急な山道を登ると二河坂峠に着きました。
下って、二河川を渡って少し行き、ゆりの山温泉に出ました。ゆかし潟の畔です。
潟をすぎ、少し行って国道に出る前に神社がありました。
国道を行き、トンネルの手前で左に入り、製材所を通り抜け、山道を登ると峠に出ました。ここにも左上にお地蔵さんがあります。
下って、天満駅を過ぎ、国道に出たところで調査報告書にしたがって国道を行きます。すぐ先にコンビニがあったので昼食にしました。唐揚げハンバーグ弁当と発泡酒です。那智駅前から左に入り、補陀洛山寺に出ました。
角には振分石がありました。
新宮方面に進みます。すぐ先に浜の宮王子がありました。
国道をしばらく歩き、左に入ってすぐ先の道が分かれるところを登っていかずに右に行きます。国道にまたぶつかったところに案内がありました。
トンネルの右の階段を上り、大狗子峠に着きました。
また、国道にでて、少しで左に登り口です。
小狗子峠に着きました。
少し下りると鍛冶屋口茶屋跡の案内がありました。
下って踏切を渡るところに道標がありました。
国道をしばらく歩いて、佐野川を渡ったところに佐野王子がありました。
そばにお地蔵さんと宝篋印塔があります。
少し先の道の右側に一里塚がありました。
しばらく行き、国道から左に外れ、三輪崎小学校を過ぎたところで、左に曲がるところを一本先で曲がってしまいました。
路地を行くとすぐ先に地蔵堂がありました。
家の門と一緒になって庚申塚がありました。
三輪崎駅を過ぎ、珍しく円柱の道標がありました。
豆腐工場のところを右にはいると地蔵堂がありました。この先踏切がないところでJRを越えます。
すぐ高野坂の登り口です。
立派な石畳の道が続きます。歩いている人も多くなってきました。
登り切ったあたりに金光稲荷神社がありました。
すぐ先に孫八地蔵です。
右に五輪塔の案内があったので、少し行くと気持ちの良いところに五輪塔がありました。
少し下ると御手洗の念仏碑だそうです。
下って、海岸に出て浜を歩きます。熊野灘です。近世の熊野街道はこちらではないようだが、王子跡のあるこっちにしました。
海岸と別れ、少し行くと浜王子に着きました。
新宮の町を進み、阿須賀神社にお詣りをし、丹鶴城公園がありました。
真っ直ぐ進むと、熊野速玉神社に到着です。
本殿で家内安全をお祈りしました。紀州路、中辺路、大峰路、大辺路と、たくさん歩いて、いちおうの熊野三山詣でがこれで完結です。めでたしめでたし。
電車の時間まで、たくさんあるので、おまけに神倉神社のゴトビキ岩を見ていくことにしました。神倉神社の鳥居ですが、ここから、急な石段が続いています。
登り切ると大きな岩が待っていました。
ゴトビキ岩です。ここでも家内安全を祈りました。
登っただけあって、新宮市の景色が一望です。
ここから、駅に戻り、オーシャンアロー号でひとり宴会をし、なんとか足も持ったことを感謝しながら帰りました。