奥の細道を歩いていると、X02HTでは電池のもちが心配なので、古いeTrexと小さめのパソコンを持って歩いていましたが、思い切って英語版のeTrex20と330gの重さにつられてASUS VivoTab Note 8 M81Cを購入しました。
eTrex20は、ネットで調べて日本語化して、OpenStreetMapのデータを変換して作成した、Garmin GPS用の日本地図データを、フリーで提供しているサイトからダウンロードし、苦労せずに利用できるようになりました。
VivoTab Note 8 M81Cは、重さとGPS内蔵に引かれて購入したのですが、内蔵のGPSは、データをcomポートには吐き出してくれないようで、カシミールで利用するのに、いろいろ苦労しました。
CentrafuseのLocalizerというシェアウェアが14$ほどであるとわかったのですが、海外への送金が必要とのことで、敷居が高くやめました。
次に、GNSS Data Interfaceというロシアのフリーウェアとcom0comというフリーウェアを組み合わせればできるとのことで、チャレンジしました。
windows8では、ドライバーに署名がないと利用できないので、com0comを利用するのが大変でした。
テストモードにすると、署名がないドライバーもインストールできるというので、やってみましたが、そのためにセキュアブートをオフにしたり、再起動のたびにBitlocker回復キーの入力が必要になるので、Bitlockerを無効にしたりして、テストモードでcom0comが使えるようになり、内蔵GPSを使って、カシミール上に自宅が表示されるようになりました。
ところが、セキュアブートをオンに戻すと、また、ドライバーが働くなくなってしまいました。そこでセキュアブートオフでしばらく使っていたのですが、windows updateがうまくインストールされなくなって、セキュアブートオンに戻しました。
com0com2.2.0の64bitの署名ありはあるのですが、M81Cは32bitで、署名のあるドライバーがなくて探していると、setup_com0com_W7_x86_signed.exeという署名のある32bitのcom0comドライバーがみつかり、セキュアブートでも使えるようになり、めでたしめでたしです。