御宿から鴨川

2020-01-13

　御宿から鴨川まで、第３３番　補陀洛山 那古寺に向かって歩きました。
　興津からの旧道は、荒れていて歩けないかと思っていましたが、yodanさんの2年半前の記録を見つけ、去年の台風での倒木が心配でしたが、歩いてみることにしました。新たな倒木はほとんどなく、yodanさんの記録と同様の状態でした。

　坂東順礼独案内図では、小湊と天津との間に、きよすみとあり、清澄寺に寄ろうかとも思いましたが、小湊から清澄寺まで一里というのは変だと思い検討しました。清水寺から大多喜、大田代を通って、天津と磯村にでる間道が描かれていますが、天津への道の途中に清澄寺の場所の印を付けるところを、誤って海岸通りに入れてしまったのではないかと考えるようになり、清澄寺には寄らないことにしました。
　なお、秩父坂東西国順礼行程記では、天津、清澄、浜萩の順で、天津を過ぎ、清澄寺を往復する行程となっています。また、金草鞋では、小湊のそばに誕生寺が書かれ、清澄は書かれていません。

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